今日イギリスの国民投票でEUからの離脱が確定的となりました。
EU離脱となれば日本はリーマンショック以来の
経済的ショックを受けると言われています。
 
 
 
すぐに目で見て分かる変化としてまずドル/円が
106円から一時99円へと円高が進みました。
これは何を示唆するかと言いますと
 
 
 
今後どうなるかわからないユーロやポンド(イギリスの通貨)から
日本円への買いが進んでいるということ。



日本円というとは世界的に安全な貨幣とされています。
⇒貨幣というのは日本とその他の国がこのお金を日本円として
 認めますという信用の元に価値があるとされています。

有名な話だとジンバブエドルが紙切れになったことは
みなさんご存知の方もいらっしゃると思います。
それはジンバブエドルが価値がないと世界が認知したことで
札束でパンを買うことになりました。



日本円はなぜ安全なのか?
・いろいろ理由はありますが日本の技術は世界的にも目を見張るものがる。
⇒なぜ不景気なのか・・・それは日本が商売が下手だから。

・国債の金利が安いので金利で国がパンクするリスクが少ない。
また自国建ての国債がデフォルトすることはない。

などなど理由はいろいろあります。
 
 
 
この円高で何が起こるか考えられることは
車産業を中心とした輸出で利益をあげている企業の業績が形式上悪くなる。
(日本という無資源国では出来ることは国内で生産したもの
もしくは輸入したことを加工して輸出する事で経済を成長させてきた。 )

⇒超大企業は海外に工業を持っていたりするので外貨のまま使用しちゃえば
関係ないし、為替の損は日本円に変えなければ発生しないので体力のある
企業は日本円に変えない方法を考えるでしょうね。



いろいろ小難しいことを書きましたが
またリーマンショック並みの不景気が起こることは想定の範囲内ということ。
車関係はまた悪くなることは予想するに容易いですね。
特に大きな不祥事のあったみ〇〇し自動車は関係会社は相当悪いでしょう



また大量の派遣切りと言った事も起こるかもしれませんし
大量の自主退職をする会社も出てくるかもしれません。
会社員神話がまた脆くも崩れることになりそうですね。

麻生さんが国が介入すると言ったので102円まで戻してますね。
ただ一度動いた為替はそんな簡単には戻りません。
 
 
 
これはピンチですが、逆にチャンスでもあると言えます。
海外の投資には外貨に対して円が強くなるのでチャンスですね!!
海外の積立商品なんかも良いかもしれません。
やはりいろいろな分散投資はリスクヘッジになります。
 


円高になったから円安が原因で値上げした企業は値下げしてくれるんでしょうか?
マヨネーズ、カップ麺、ケチャップ、小麦粉など
いろいろな商品は消費税便乗で値上がりしましたね。
消費税の導入は相当先になりそうですね・・・もし通例通りあげるとしていたらゾッとします。
 
 
 
やはり申年は騒がしい年になると言われているみたいですが
間違いなさそうですね。