昨日(16.4.15)の熊本の地震ではかなり大きな被害が出ました。
以前朝活で地震関連のお話を聴く機会があったのでそれを書きます



スピーカーは大西喜隆さん
テーマは
「東日本大震災の真実・あの時被害現場で何があったのか?」
~東日本大震災に66日間派遣された元自衛官が語る。今、自分・家族の命を守るために何をすべきか~




東日本大震災で宮城県に自衛官として災害派遣の仕事に従事された
大西さんは「忘れないでほしい」とおっしゃっていました

今まで普通に生活してきた場所が一変することがあるということ
生きたかった多くの命が亡くなったこと
古人の言い伝えは大切であるということ

ある地域では「これより低い土地に建物を造るべからず」という石碑があり被害を逃れたり
津波の伝承のあった土地の人々は高い所へ逃げた事で助かったなど
古人の言い伝えは間違っていない(歴史は繰り返されるから)



数年前に広島で土砂災害があったがあの土地は昔から何度か土砂災害に
あっている地域であり、住んでいたのはそのことを知らない世代だという
 
大西さんの話の中で
 
 
一番大切なことは
怪我なく生き残るということ。

自分の命は自分で守る。
家族の命は家族で守る。
地域の命は地域で守る。



僕はこの言葉たちが心に残りました。
東日本大震災ではお金を持った遺体が多く発見されたそうです。
それは地震から津波まで時間があったためお金を取りに戻った時に
津波にさらわれた方が多く居ました。
お金も大事だが命は一番大事



日本は地震大国と言われるだけあって
世界の占める面積は0.25%
世界の地震のうちの約20%が日本で起こるという統計がある

地震は起こって当然!
いかに被害を抑えるかということが大切だということ。
そのためには事前の準備がいかに大切ということ。
かさこさんが記事にされていたのでご覧ください⇒こちら



かさこさんが
「災害発生時に家族以外の「大丈夫ですか?」個別メッセージは害悪である」
というブログを書いていた⇒こちら

僕は害悪とは思わない。
人は何もできず途方に暮れた時こうしてメッセージをくれるだけで安心できる
自分を気にしてくれている人が居るんだというのは嬉しいものである



こういった大地震の際には消防士や自衛隊が助けるよりも
地域の住民が地域の住民を助けるケースの方が圧倒的に多いそうだ。
だから地域の協力体制を普段から作っておくことがとても大切!

地域の自治会や集まりにも積極的に参加することはこういった震災の際
ここの家族は何人暮らしか、逃げ遅れている人は居ないかなど
情報が共有できることになり、救える命も増える。
 


また家族の写真を持つことは大切である
携帯に写真は入っていても携帯が使えなくなるケースもあるということ。
プリクラでも良いので家族の写真を財布に入れたり
携帯に貼っておくことで捜索に役立つ



他にも知っておいて欲しいこととして
断水時に水を貰うために一番いいものはなんだと思いますか??


一番いいのは勿論バケツ
空のペットボトルもいいんですが、そんなもの捨ててない!!

そんな時はビニール袋が役に立ちます
段ボールにビニール袋を掛けたものが重宝します

紙おむつがないときは
ティッシュペーパー+ラップでも代替えが利くそうです。



次に建物についてですが、昭和56年以前の建物は耐震チェックを必ずすること!
阪神大震災の際には亡くなった方の88%が建物の倒壊が原因で亡くなっています。
建物の倒壊は現在の建築基準を満たしていないものに集中しています。

無題

またハザードマップを確認することも大切です。
国土交通省にページがあるので自分の地域がどうであるか確認してみてください⇒こちら
その地域は地盤は強いのか、地震が起こったら地盤沈下しないかなど
住宅を決める際にもしっかり下調べはした方がいいです
 


つらつらと書いてきてとりとめのない文章になって来てしまった。
いろいろと書いたがやはり事前の準備が大切だということが改めて感じた
前回記事に「子供と行動するには段取りが大切」という記事を書いたが
地震についてもそうであることが言える。



最近は予防医学や防災がよく叫ばれるようになった
その理由がとてもよくわかる。
予防をしていれば最悪は回避できるということ。
確かに仕事でもクレームにならないように根回しはよくやってたわw

 

あと近隣地域の方は買い占めをやめてください!
東日本大震災の際にシャンプーを買うために大阪まで走ったそうです・・・。

避難場所として一番適しているのは自宅です。
自宅には災害時に持出し用の災害バックなどをおいておくのが有効と言われています
用意だけしっかりしてても持ち出せなきゃ意味ないのでね^^;



こんなやつです



最後になりましたが
震災時のスローガンとして

必ず怪我なく生き残り
助ける側に
備えは万全
笑顔のために
 

とても大切なことだと思います
ボーイスカウトでもスローガンは「備えよ常に」でした。
 


今後の大震災の予防になればと思いこの記事を書きました
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